yoshia-kiの日記 - 明るい未来へ

産業翻訳者、自然農に挑戦中。東北の山中に子とネコと生息。世界・日本、過去・未来の日々の考察的なものを。

金子光晴

私はこのひとは、いわいる美文系の物書きのなかで、これまでの日本のトップ川端康成なども越えていると思う。ただまあ個人的ないろいろはあり、「マレー蘭印紀行」は日本美文の最高峰だが(?)、「ねむれ巴里(パリ)」は、とても明晰な意識は感じられ、それはそれで良く(たんなる消費者として読む場合)ただなんだか彼のフランスでの経験と私のが被るので、ダゲール通り33とか近くに住んでいたし、なんだか金もなしいいろいろなのでなんかわかる、という感じ。すごくわかる。

 金子光晴はすごい。
 頑張った。